おまけ
安倍氏は戦後レジームからの脱却を言ったが、今回の辞任が象徴するのは、"「戦後レジームからの脱却」からの脱却"ではないか、と考えている。
さいきん感じるのは、とりあえずサヨクの悪口を言っておけば支持される、といったような言説空間が少しづつ変化しているのではないか、ということ。もしかしたら小泉時代の熱狂でウヨ的言説は天井を打ち、安倍政権というのは終わりの始まりだったのではないか。気のせいかもしれないが、ネットでの右の方の人たちの元気も以前ほど無いように思われたりもする。
中国や韓国の悪口を言っていても、いくらかは分け前が回ってきた時代も終わり、そんなことばかりしていても何にもならないし、ジリ貧だしケツに火がついてほんとうにやばくなってきた、という事なのか、それは分からないが。
そういえば、『諸君』の論調もさいきんやや変わったらしいが、それも、そんな変化の一端だと取り敢えず信じたい。